これまで輝かしい戦績とTBSの過剰なまでの持ち上げように対し、その実力を疑問視されてきた亀田三兄弟の長男興毅が、WBAライトフライ級世界タイトルマッチで1Rでダウン、中盤は持ち直したものの終盤にはダウン寸前のフラフラになりながら判定に持ち込み、結果2−1とリングサイドに詰めかけた観客もテレビ観戦していたファンも驚く結果で世界チャンピオンとなりました。
 これまでもその実力に対しては常に疑問視が持たれていた亀田興毅ですが、図らずもはっきりとした勝ち方ができなかったことで言われているほど強くないのだということは明らかになってしまいましたし、それどころか判定は八百長ではないかという疑惑まで生んでしまう結果となりました。私は判定は一つの結果であり、またそこに外部から何らかの圧力や操作が加えられたとは思いません。けれども亀田兄弟のボクシングの独占放映権を持つTBSがこの世界戦の前に、大晦日に世界チャンピオンになっていることを前提として防衛戦を放映するために年末のレコード大賞の日程を大晦日から前日にずらすことを計画していることを聞き及んでは、審判の買収による八百長があったのではないかと疑われても仕方がないように思えます。