嘘だか本当だか知りませんが、7日にテレビ朝日スーパーモーニング」で亀田史郎ガッツ石松やくみつるが討論したことが話題になっているそうです。渡辺宜嗣が夏休み中のためか飯村真一が司会で鳥越俊太郎もなぜか及び腰で、全く討論を仕切れずにひどい状態がダラダラ放映されていました。終始亀田パパの勢いに他の出演者が圧倒され、誰もその暴論に突っ込みも入れられないような状態でした。その亀田パパの意見は凡そ次のようなものだったと思います。

「俺たちは父子が一丸となって練習も試合もパフォーマンスも全てボクシングのために戦っているのだ。」

 ガッツが「本人のパフォーマンスはともかく、周囲が激昂したりするのはいけない」と意見しますが、亀田パパは「本人も俺も一体となっているからそうなってしまうのは仕方がない」と答えていました。はあ・・・

 子どもを守るために父親が先に立つ・・・というのは判らないでもありませんが、その子どもとやらはもうすぐ20歳になるんだし、世界チャンピオンにもなったんだし、いつまでも子供扱いするのはどうかと思います。ボクシングをしている限りでは許されることも、社会一般では受け入れられないことがあるのは止むを得ないと思うのですが、ボクシングしかない亀田ファミリーにとってはそんなものは目に入らないのでしょう。もっとも人生というものはボクサーを引退してからの方がずっと長いのです。将来はこの亀田パパと3人の息子たちがテレビのバラエティー番組に出てお笑いとかやるんでしょうか。

 おっと肝心のやくみつるのことを書くのを忘れていました。私はかねがね、いしいひさいちの悪質な二番煎じが、とてもテレビのアップに耐えられないような醜い顔で(どうしてサングラスをかけないのか!)したり顔でコメントしているのを見苦しいと思っていたので、どうして亀田パパがその場でやくをコテンパンにのしてくれなかったのか残念でなりませんでした。