明日からプロ野球クライマックスシリーズパリーグ第2ステージ・セリーグの第1ステージが行われます。パシフィックではファイターズがシーズン1位ながらシリーズの緊張感を強さに繋げて日本シリーズ進出、そしてセントラルでは先発投手で有利と思えるドラゴンズが第2ステージに進出するのではないかと予想します。
さてパリーグではシーズン3位以上の3チームによって争われるこのプレーオフ制度ができた2004年以降の4年間、全てのプレーオフに出場したホークス(2004年はダイエー、2005年以降ソフトバンク)は4年連続して敗退しています。逆にその他のパリーグプレーオフに進出した3チーム(2004年ライオンズ・2005年マリーンズ・2006年ファイターズ)は全て日本シリーズに進出しています。特に2004年と2005年はホークスがシーズンを1位通過していながら連続して日本シリーズに出場できなかったことから、プレーオフ制度に疑問が提示されたこともありました。勝負は時の綾であり、しかも短期決戦であるプレーオフですから何が起きても仕方がありませんが、毎年もっとも安定した強さを誇るチームが日本シリーズに進出できないというのはちょっとした椿事であると思います。