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日本シリーズ第2戦のテレビ中継は地上波ではテレビ東京系列で行われるため、23都道府県でしか視聴できません。ちなみに見ることができるのは、北海道・栃木・群馬・茨城・東京・神奈川・埼玉・千葉・山梨・愛知・岐阜・三重・大阪・兵庫・京都・和歌山・奈良・滋賀・岡山・香川・徳島・福岡・佐賀で、その他の地域は衛星テレビやケーブルテレビ経由でないと見ることができないことになります。これは2003年にフジテレビが「水10!ワンナイR&R」というバラエティ番組で「王シュレット」という福岡ダイエーホークスの王監督を侮辱するコントを放送したことに端を発した福岡ダイエーホークスとフジテレビのトラブルから、ホークスが出場した日本シリーズの放送権獲得を自粛、同年のシリーズ第7戦がテレビ東京系列で放映されたことを皮切りに、2005年のシリーズ第7戦(実施されず)、2006年第4戦がテレビ東京系列で中継されてきました。今年は今日の第2戦と第5戦がテレビ東京系での中継です。夜になれば野球ニュースで主なシーンは繰り返し放送されますし、ラジオでも中継はあります。ラジオ中継でも試合の流れは把握できますが、選手の表情や投手の球の走り具合まではなかなか伝わってきません。そこまで見たければBSでもケーブルでも契約すればいいというお話なのかもしれませんが、多くの人が注視する日本シリーズがどうして普通に地上波で見られないのかについてはどうしても疑問が拭えません。
- 日本シリーズ第2戦:中日1勝1敗
- D 100 302 200 : 8 ●中田-石井-クルス-高橋
- F 000 100 000 : 1 ○グリン-吉川-押本-菊地-山本-萩原
第2戦は日ハムが今シーズン9勝、交流戦では中日戦に2試合登板し1勝と9回途中まで無得点に抑えるピッチングを見せたグリン、中日はその試合で9回にサヨナラ打を打たれ敗戦投手となった中田が先発です。
中日は初回、グリンの立ち上がりを連打と犠飛で先制、4回は1死後際どい球をボールと判定され3連続四球満塁で中村紀にフェンス直撃の2点二塁打を浴びました。日ハム中継ぎ陣はその後も小刻みに加点され、中日が8対1と圧勝しました。
一方の日ハムはセギノールのシリーズ2号となるソロHRの1点のみで、初戦から日ハムの得点はセギノールの本塁打のみです。初戦の川上、第二戦の中田の出来が良かったことも確かですが、日ハム打線の貧打ぶりは深刻です。舞台を名古屋ドームに移す3戦以降、まずは中日投手陣と日ハム打撃陣の対決に注目したいと思います。
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