地方政治

説明責任を放棄した舛添都知事

前回の記事から1週間の間に、さらに舛添要一都知事の政治資金問題についてさらなる疑問点が指摘されました。 1.海外要人との交流目的に美術品を購入 2.自宅を政治団体事務所として夫人が代表を務める会社に家賃を支払い 3.解散した政治団体から自身の…

舛添要一都知事の何が問題か

週刊文春の記事をきっかけに、舛添要一都知事に幾つかの疑惑が報じられています。 1.海外出張の多大な支出 2.公用車で別荘通い 3.家族旅行の費用を政治資金として計上舛添都知事は会見で、それぞれ釈明や謝罪を行い、説明責任は果たしたと考えているよ…

長野県のローカルニュースで少々奇妙な報道がここ数日なされています。 ●公文書の破棄に絡んで県の幹部職員がうその証言をしていた問題で、県議会の総務委員会はこの幹部から事情は聞かないことを決めました。●この問題は県の元経営戦略局の参事で現在、阿南…

宮崎県知事選で、自民党は党本部の推薦する候補と党県連の推す候補をそれぞれに立てて保守分裂選挙を行いました。タレントとしても、またこれまでのスキャンダル歴からしても、そのまんま東氏を脅威であるとは見なしていなかったからです。これがそのまんま…

長野県の村井仁知事は議員時代の三人の元秘書を県職員として採用しています。一人はかつての私設秘書を特別職の知事秘書として、二人目は元第一秘書を任期付き職員として東京事務所次長に、そして三人目は元政策秘書を任期付き職員の危機管理局参事として登…

思えば村井仁氏は郵政民営化に反対票を投じたことで先の衆院選で公認を得られず政界を引退したのでした。もっとも彼は党郵政民営化推進委員会の役員で、郵政民営化を推進する立場だったのですが、政府案には問題ありとして反対票を投じたのです。 そうした真…

7日に書きたかった内容がそのまま新聞記事になっていました。リンク先だけを残しておけば良いのですが、新聞記事はそのうち閲覧できなくなりますから、以下にペーストしておきます。新聞のスクラップみたいなものとお考え下さい。asahi.com > 政治 > 地方政…

村井仁氏の公式HPに以下のように書かれている。1)田中県政について、どう考えるのか。何が違うのか。 答:既に述べたことに尽きるが、私は「反田中」ではない。「超田中」とでもいうか、田中県政を超える改革を一層進めるのだ。 そう言う「超田中」村井仁…

新人と現職の間で繰り広げられた長野県知事選挙は、接戦の末現職の田中康夫が敗れた。私はこれまで田中康夫の対立候補擁立の不透明さを強く感じていたし、田中康夫の改革が進まないのは県議会との対立であり、県政を停滞させたのは知事ではなくオール野党の…

選挙を前に、各新聞社はアンケート調査を実施し、両陣営が激しく競り合っていると報じている。選挙前の報道は、公正でなくてはならないのは大原則であるが、実際のアンケート調査で差が明白な場合はそれでも一方がリードし、もう一方が追い上げているという…

■長野県では8月に知事選が予定されています。自民党県連は先に候補者を公募し若林参議院議員の息子さんの公認会計士を候補者として決定しましたが、その後どういう訳か前衆議院議員の村井仁氏を支援することとし、若林健太氏は立候補を断念することになりま…

■長野県議会が百条委員会における田中康夫知事の証言が偽証であると認定し、長野地方検察庁に地方自治法違反となる偽証罪として告発しました。田中知事の元後援会長が下水道工事業の社長であり、同社が県発注の工事を受注しているのですが、その際知事からの…

田中康夫長野県知事が、小林興起前議員らと新党日本の旗揚げを行い、自ら党代表に就任するという理解し難い行動に出ました。とは言っても衆議院議員選挙に出るわけではなく、知事職を引き続き行うということです。知事がどこの政党に属しようと構いませんが…

■長野県では田中康夫知事と県議会との対立が続いている。2002年に県議会が田中知事の不信任決議をして失職、その後再選され県議会はそれまでの会派を解散し、一旦は県知事と県議との間に融和の空気も流れたのだが、結局のところはまた以前のような対立構造に…